日々の暮らし

【コロナ】宿泊療養施設(ホテル)の利用について

こんばんは。

ようやくパソコンに向かう気力が復活しました。

今日は、コロナに感染したひとで宿泊療養施設(ホテル)の利用を考えているひとへ向けて書きたいと思います。

万一コロナにかかってしまい、療養施設を使用される方の手助けになれば幸いです。

要約

①宿泊療養施設の利用手続きについて
②準備物について
③利用にあたっての注意事項

①宿泊療養施設(ホテル)の利用手続きについて〜体験談〜

はじめに

はじめに大事なことを2つ書きます。

①入所中の費用はすべて公費にて支払われますので、家庭内感染を防ぎたいひとで自主隔離が難しい場合は、ぜひ利用を検討してみてください。

制限のある環境でかんづめになるのは一定のストレスがありますが、大切なひとを感染から守ることができるという大きなメリットがあります。国の制度に感謝です。

 

こちらから希望の連絡をしない限り、療養施設の案内がくることはありません。

検査時に医療機関が配布している、保健所発行の案内書をみて、進める必要があります。案内書には陽性者フォローアップセンター(24時間対応)の番号が記載されており、おもに下記のようなときの問い合わせ先となっています。

・症状が悪化したとき

・発症日から7日間が過ぎても症状が軽快しないとき

・自宅療養や濃厚接触者のことで不明な点があるとき

・都道府県が設置している宿泊療養施設(ホテル)での療養を希望するとき

・療養証明に関して問い合わせがあるとき

・自然災害による「避難指示」発令時に避難所での避難を希望するとき

※ここから先は僕の体験談です。

 感染状況に応じ所要時間が大きく異なることもあると思いますので、あくまで一例としてみてもらえれば嬉しいです。

 

宿泊療養施設の希望を電話連絡

ナビダイアルで希望項目を選択のち、オペレーターにつながります。僕の場合は待たされることなく、すぐにつながりました。(この時すでに高熱が出ていたため、とてもありがたかったです)

宿泊療養施設の利用希望を伝え、手続きに進みます。

現在陽性者が非常に増えているため、希望をしても入れないことがある入れたとしても2〜3日後になると先に案内がありました。

その後、宿泊療養施設の利用をしたい理由と、家族構成の細かなヒアリングがありました。ヒアリングが終わったのち、フォローアップセンターから保健所へ連携され、保健所の判断を待つこととなります。

 

フォローアップセンターからの折り返し

利用希望の連絡を入れた翌日16:00ごろにフォローアップセンターから連絡が入りました。利用希望が通った連絡と、これからの流れについて説明がありました。

・宿泊療養施設の案内は、市のホームページを確認し、準備物などをしっかり準備しておくこと

・ホテルへの送迎は市が提携しているタクシー会社を使用するため、個人情報を共有させてもらうこと

・手続きを進めるため、細かな案内はまた追って連絡させてもらうこと

この時点では、当日中に案内がくるのか、施設に入れるのか、案内はありません。ふたたび準備をしつつ、待つことになります。

 

フォローアップセンターからの連絡

電話を受けてから3時間後の19:00ごろ、フォローアップセンターからふたたび連絡が入りました。

・明日から入所で、宿泊療養施設の手配ができたこと

・入所する宿泊療養施設の名称

・入所にあたっての注意事項

・持ち物のなかで、特に忘れやすいものの注意喚起

・追って、当日のタクシー会社から連絡が入ること

・タクシーは同じ施設利用の同乗者がいる可能性もあること

※入所にあたっての注意事項はたくさんありますが、のちほど簡単にまとめます

 

タクシー会社からの連絡(前日)

21:00まえにタクシー会社から連絡がありました。

・本人確認と住所の確認

・当日迎えに行く時間(午前の早い時間指定でした)

 

タクシー会社からの連絡(当日)

最後に、当日指定時間にタクシーのドライバーさんから電話がはいります。玄関をあけるとすぐに停めてもらっていましたので、荷物を積み込みホテルへ向かいます。同乗者は後部座席に1名いました。

ここまで、利用の手続きの説明でした。

 

②準備物について

持参したもの

おおよそ必要なものは各市町村のホームページ案内に記載はありますが、今回は僕が持参したもの一覧を書いておきます。

スマートフォン LINEで看護師や事務員さんとやりとりをしますので、必須かと思います
スマートフォン充電器 貸し出しはなく、部屋内にもありません
健康保険証 持参必要
帰りの交通費 帰りはタクシーによる送迎はありません
着替え Tシャツ2枚、エアリズムTシャツ5枚、ショートパンツ2枚、下着5枚(手洗い洗濯で乾かなかったことを考え、多めに準備しました。もう少し少なくてもよかったです)
タオル類 バスタオル2枚、ハンドタオル2枚
洗濯洗剤 着替えなど手洗い用
マスク 10枚。廊下など出る時に着用が必要
アメニティ ハブラシ、歯磨き粉、カミソリ、つめきり
衛生用品 ゴミ袋(使っていません。ホテルで補充でき、分別も不要)
市販薬 到着時に申告が必要。服用時もLINEで連絡をする必要あり
保冷アイテム 冷えピタ25枚、ジェル枕2つ
食料品 おやつ(お弁当が足りない時)、ゼリー飲料(食欲不良時)、野菜ジュース(パック)
嗜好品 ボトルコーヒー、ガム
ノートパソコン・充電器 時間ができた時用に
2冊。時間ができた時用に
ノート・ペン 時間ができた時用に
保健所からの案内文 検査時にもらった案内文

 

宿泊療養施設で準備してもらえるもの

宿泊療養施設にて準備してもらえるものの一覧です。(ご参考:アパホテルです)

食事 朝・昼・夜。3食ともお弁当です。選ぶことはできません
飲み物 朝はパックジュース、昼夜は250mlの緑茶。500ml天然水は必要分補充できます
アメニティ ハブラシ・ミニ歯磨き粉・バスタオル・フェイスタオル・バスマット ※すべて1セットのみ
部屋内アメニティ シャンプー・コンディショナー・ボディソープ・ハンド&フェイスソープ・消臭除菌ミストスプレー
ティッシュ・トイレットペーパー 必要分補充できます
紙コップ 必要分補充できます
掃除用品 コロコロ・お風呂用洗剤・スポンジ・ゴミ袋も使用可能
その他 ミニ冷蔵庫(1ドアタイプ)、ドライヤー、使い捨てスリッパ

 

もってこればよかったと思うもの

入浴剤 気分転換の効果が高いと思います
ボディスポンジ タオルではなかなか泡立ちませんでした
除菌シート さっと拭きあげたいときにあると便利
長袖・長ズボン エアコンの効きが良く、最高温度にしても寒い時があります。消すと暑いので、調整が難しいです

※今日までほぼ寝たきりであったので、あまり不足を感じていません。追加があった場合、追記をします。

③利用にあたっての注意事項

詳細は各市区町村のホームページに記載がありますが、重要なところを書いておきます。

・入所後は「発症日から10日が到来し」かつ「退所直前の3日間で症状が軽快」していないと、出ることができません。もし症状が長引いた場合は、さらに滞在が必要となります

外出は一切禁止

・薬の処方はないため、必要なくすり(解熱剤など)は持参が必要

・禁酒、禁煙

・面会不可

・なまものや冷蔵食品のもちこみは不可

・電子レンジなし

・館内の自動販売機は使用不可

・差し入れやネットショッピングも原則不可

差し入れに関してですが、原則と書いてあるので必要であれば対応はしてもらえるようすです。

ただし、僕がホテルに到着した時は、続々と宿泊療養希望者がホテルに到着し、列を成している状況でした。手続きもひとり5〜10分と時間がかかるため、つまり感染者がひしめきあっている状況です。

差し入れの受付時間と宿泊療養希望者の受付時間がほぼ同じであるため、職員の方の負担もさることながら、このエントランスの近くに身近な人を呼びたくないという思いが強いです。

 

まとめ

今日はコロナに関する宿泊療養施設の体験談を書きました。

繰り返しになりますが、僕のときはこうであったというもので、今はもっと早いかもしれませんし、ひょっとしたら入れないかもしれません。

僕が調べた時は宿泊療養施設に関しての体験談が見つからなかったため、コロナの苦しさに加え「家族へ移してしまわないか」「どのくらいで連絡がくるのだろうか」と、漠然とした不安もかかえなければなりませんでした。

僕の体験が、少しでも誰かの役に立ってくれればうれしいです。

 

それでは、また明日!